防音賃貸マンション「サウンドハーモニー」とは

安心の遮音性能

まず、居室における遮音性能は「D（Dr）値」を用いて表記されることが多く、これは日本工業規格（JIS）基準で等級が定められています。遮音とは音の伝達を遮断する能力のことです。

サウンドハーモニーでは、全戸のリビング空間で最低「D70」をクリアする遮音テストを実施しています。

D-70とは、平均的なピアノの音圧レベルで70dB下げる遮音性能を示します。
例えばピアノ演奏をしている隣室では、100dBのピアノ音圧が約25dBの「ささやき声程度」になります。

楽器や音源により、その音の高さ（Hzヘルツ）によっても、遮音効果は変わりますが、
一般的な生活騒音を低減することや、スピーカからの音なども「うるさい」と感じられなくなります｡
このような遮音性能を確保しているからこそ、様々な方が入居されるマンションでも安心の住環境が保てるのです。

防音技術や仕様のひみつ

このような遮音性能を保証できるのは、物件を新築する段階で遮音性能や入居者ニーズを前提とした企画・設計をしていることにあります。

それは一般的な建設会社ではノウハウが無いため対応することが出来ません。コンサートホールやプロが使う音楽スタジオの設計施工を専門とした職人集団だからこそ実現できる「ひみつ」が隠されています。

単純に壁を厚くすればよい、窓を二重にすればよいということでは、遮音性能は維持できないのです。音は空気・個体の振動と共に伝わるので、振動を減衰させるための防振構造は建築前から企画し、その専門家とともに物件ごとに仕様決めしていきます。 居室の音は勿論、振動も減衰させる防振構造として居室内側の遮音部分と躯体の遮音部分により、総合的な遮音性能を出す構造とします。

その「ひみつ」は、Ｄ値(空気音の遮音性能)対策として室内の音を外に逃がさないために壁を厚くし、内と外の壁の間に‘空気層’を設けます。また、窓や扉などの密閉性を高める工夫が詰まっているのです。